インターネット経由で大容量ファイルを転送できるサービスあれこれ

Digital Inspiration:インターネットで大きなサイズのファイルを送りたいとき、大きく分けて2つの方法があります。メールにファイルを添付するか、ファイルをファイルホスティングサービスにアップロードして、相手にダウンロードリンクを送るかです。

 

メールで送る

『Gmail』や『Outlook』などのウェブメールサービスは、25MBまでのファイルならメール添付で送れます。それより大きいサイズのファイルを送る時は『HJ-Split』などのファイル分割ツールを利用しましょう。元ファイルを25MB以下のファイルに分割し、それぞれをメール添付で送ります。受信者側でファイルを結合すれば、オリジナルのファイルを復元できます。

 

クラウドをつかう

 
『Dropbox』、『Google ドライブ』、『OneDrive』などのストレージサービスを利用すれば、巨大なファイルだって送れます。Microsoftの『OneDrive』は、一度に2GBまでのファイルをアップロード可能。Googleドライブはなんと1TB(1000GB)までOKです。『Dropbox』なら、さらに大容量のファイルも送れます。デスクトップアプリからアップロードすれば、ファイルサイズは無制限です。

また、『WeTransfer』も便利です。ブラウザで動作し、2GBまでのファイルをアップロードできる、フリーミアムなウェブアプリです。アップロードしたファイルはサーバーに7日間保存されます。

上記のサービスはすべて共通点があります。相手にファイルを送るには、まずサーバーにファイルをアップロードしなければなりません。

 

ピアツーピアを使う

 
サーバーにアップロードせずに、相手に直接ファイルを送りたいなら、『JustBeamIt』を使いましょう。送り手のPCと受け手のPCの間でファイルを直接やり取りができる「ピアツーピア方式」のアプリです。JustBeamItのウェブサイトを開き、ファイルをドラッグ&ドロップして「Create Link」ボタンを押すと、シェア用のリンクが生成されます。受け手側がリンクにアクセスすると、あなたのPCから相手のPCにファイルが直接転送されます。

Infinit』もピアツーピア方式のファイル転送アプリです。ファイルサイズの制限もありません。Infinitアプリにファイルをドラッグして、連絡先リストから送り先を選ぶだけ。相手が転送を許可すれば、ただちにファイル送信が始まります。

InfinitはMac、Windowsの両方で使えます。おそらく、ファイルサイズにかかわらず、最も簡単なファイル転送方法です。レジュームダウンロードにも対応しており、転送中にネット接続が切れても、接続が回復次第、転送を再開してくれます。同じLAN上にあるPCにファイルを送るときは、InfiniteはLANを利用するので、転送は非常に高速に行われます。

とはいえ、送信側/受信側の双方がInfinitアプリをインストールしている必要があります。また、現時点では、デスクトップPCからモバイルデバイスへはファイルを送れません。

『Skype』もファイル転送が簡単にできるアプリです。相手とチャットや音声会話、ビデオ会話でつながっているときに、上部のツールバーから「会話」>「送信」>「ファイル」を選んで転送します。ファイルサイズやファイル数の制限はありません。また、ピアツーピア方式なので、サーバーを介さずにファイルを転送できます。

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